町田市は、今年10月1日の消費税率引き上げ後も市内店舗での消費を喚起するため、要件を満たした人に25%プレミアム分が付く「町田市プレミアム商品券」を発行する。これにともなって今月1日から来年1月末まで市内事業者を対象に商品券を使用できる加盟店を募集している。
「プレミアム商品券」事業は内閣府の意向で、全国の各地方自治体で実施されるもの。町田市では10月1日から使用できる。主には低所得者や0歳〜3歳の乳幼児がいる子育て世帯に対して、税率引き上げ後の負担増を緩和する目的がある。
市は現在、市内事業者に加盟店を募っている。事業者には登録料と換金手数料が無料になるなどのメリットがある。
町田市では2015年にもプレミアム商品券を販売。前回は購入対象者が限られておらず、プレミアム分は20%だった。今回は対象が低所得層や子育て世帯に限られ、加盟店もスーパーマーケットや家電量販店、食品店など日用品を扱う店舗が集まると予想される。
町田市商店会連合会の林伸光会長は「この機会に地元商店街を利用して頂き、地域の活性化に繋げられれば」とコメント。産業政策課の濱口大樹さんは「生活に深く関わる消費に焦点を当てています。加盟店は1日から募集を開始し、14日の時点では、41件の応募があり、今後も伸びていくであろうと思います」と話した。
申込方法は専用ホームページ申込フォームか「加盟店申込書兼誓約書」で申請のいずれか。事業の詳細・問い合わせは町田市プレミアム商品券加盟店事務局【フリーダイヤル】0120・401・963へ。
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