Jリーグ昇格に向け、新生FC町田ゼルビアが始動した。昨年末に、新監督ランコ・ポポヴィッチ氏を迎え、「アトラクティブ(魅力的)なサッカーを目指す」と抱負を語った。
-・-・-・-・-・-
JFL2010シーズンで3位の成績を残し、天皇杯でJ2の東京ヴェルディに勝利するなどJリーグで十分戦える力があることを証明したFC町田ゼルビア。チームを率いた相馬直樹監督はJ1に所属する川崎フロンターレに移籍したが、新監督として、2009年J1で低迷した大分トリニータをシーズン途中から指揮し、劇的に立て直した経験を持つランコ・ポポヴィッチ氏(セルビア出身)が選ばれた。
ポポヴィッチ氏は12月の会見で「4試合ほどDVDで試合を見たが、とても良い内容の試合で、ポテンシャルのある選手もいました。私の仕事はそれをさらに引き出すこと」と話し、「『必ず勝つ』という約束はしたくない。ただ魅力的で攻撃的なサッカーを披露することを約束します」と抱負を語った。また「私にとってカテゴリーは全く関係ない。重要なことは、そのクラブが持つビジョンや計画性。ゼルビアはそれが素晴らしく、J2、J1を目指すというプロジェクトに大きなやりがいを感じている」とJ昇格へ大きな力を注ぐ。
昨年、J昇格の基準を満たさなかったスタジアムは、町田市がJリーグと綿密な打ち合わせを行い、Jリーグ、行政、ゼルビアフロントの3者で意見を確認しながら進めている。3月には設計など経費が予算案に計上され市議会に提出される予定だが、スタジアム完成時期はまだ未定で、今後の行政、Jリーグの動向が注目される。
町田版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|