町田市文化施設和光大学ポプリホール鶴川 施設の魅力を紹介 17イベントを企画
町田市文化施設・和光大学ポプリホール鶴川の開館イベント「ポプリホール鶴川・オープニングフェスティバル」(町田市・開館記念事業実行委員会主催)が12月1日から始まる。
10月に全館オープンした同館。館内には、住民票などの証明書を発行する鶴川駅前連絡所のほか、蔵書冊数約9万冊を有する図書館、300席のホール、練習室、会議室、多目的室などを整備した地上3階、地下2階の文化施設。町田市内で初めてのネーミングライツ事業として注目を集めた。
オープニングイベントは市民有志11人で組織する実行委員会を中心に企画、運営が行われ、1日から9日までの10日間で17のイベントを実施する(3日は休館)。
委員らは今年1月の公募で約70人が説明会に参加し、作文審査などを経て11人が選ばれた。3月からスタートした会合では、委員それぞれがアイデアを出し合い、担当に分かれて準備を進めてきた。
委員長の中野利彰氏=人物風土記で紹介=は、「みんなでアイデアを出し合い、やりたいイベントは倍以上あった」と話す。今回のテーマは『みんなが主役 音楽と本のひろば』。「市民の皆さんのための施設。主役は市民の皆さん。このイベントを通して施設の魅力が伝われば」と中野委員長。
開放的な図書館や交流スペース、カフェ、ホールなど施設の魅力を引き出すイベントを企画した。
オープニングフェスティバルでは、鳴子踊り、鶴川の歴史を写真と朗読でたどる歴史展や、鶴川出身の岩手県陸前高田市の戸羽太市長の講演(受付終了)、キルト展示&ワークショップ、バンド演奏、コーラス、JAXA講演&「はやぶさ」を題材にした朗読劇、町田市の名産品・地元野菜の即売会、スターライトシアターなどが行われる。中野委員長は「鶴川の過去、現在、未来を通して地元の魅力、施設の魅力を表現したい」と話す。
JAXA講演&朗読劇では、JAXAの小林智之氏を招き「日本の宇宙利用」の講演のほか、学生や市民らが制作した立体即興朗読劇「はやぶさ」も上演する。制作者がアイデアを駆使し、様ざまな技術を取り入れ完成させた必見のイベント(事前申込み)。
自由参加のほか事前申込みのイベントがあり、申込みは町田市文化振興課【電話】042・724・2184へ。
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