町田市立金井中学校で2月、「子どもたちが主体的に可能性を伸ばそうとする環境とは」と題した校内職員研修会が行われ、教員らは投げかける言葉、質問によって相手や場がどのような気持ち・雰囲気になるかを学んだ。
研修は教員と生徒の信頼関係の構築や生徒の能力をより引き出すことを目的に行われた。講師は子ども向けのスクール事業に携わるしつもんメンタルトレーナーの藤代圭一さん。
5、6人のグループに分かれ、互いに意見を交わしながら行うワークショップ形式で、「言われてうれしいこと」「相手をほめよう」などのテーマに沿いながら進行。具体的な言葉を発しながら、指摘し合うことで、相手をほめることに必要なことは何か、相手の長所短所をどのような言葉で表現するのがいいかなどを学んでいった。
「ただほめられるのではなく、具体的な理由をあげてほめられるとより嬉しいことは分かった。生徒と接する中で積極的に取り入れたい」と参加した教員。
藤代さんは「失敗しても『なぜできなかったのか』を問うより、『どうしたらできるか』を話す方が、生徒からの意見は出る」とも指摘していた。
奥山拓雄校長は「生徒との信頼関係を築くこととともに、職場でも活用していきたい内容。職場を良好にすることは、生徒への指導に対してもとても重要なこと」と話していた。
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