市内在住の中学生や大学生が神楽「浦安の舞」を学び、菅原神社や春日神社で舞いを披露した。地元の地道な活動が伝統文化を受け繋いでいく。
「舞を舞っている時は本当に温かい気持ちになるんです」「動きは頭に入っています。稽古の成果出すだけです」と話すのは先月25日、菅原神社の例大祭で舞った市内在住の大学生、岩花みちよさん(20歳)と荒津内若奈さん(18歳)。舞台に立つきっかけは正月や七五三の時に神社へ奉仕していた際に、関係者から奨められて。岩花さんは「日本文化が好き。神社は『誰かのために』という想いが詰まっている神聖な場所。美しい文化を伝えるためにもやってみたいと思ったんです」と話す。
金井八幡神社
岩花さんの舞いは9月12日(土)、13日(日)の金井八幡神社例大祭で披露される(12日午後7時)。例大祭には、今年初めて参加する金井中吹奏楽部の演奏(12日午後5時30分)のほか、飛び入り参加可能な子供みこし担ぎ(13日午後4時15分)なども。また、近隣の金井クラブでは子ども向けに『キッズタイム』を開催(午前10時〜)。ゲームや紙芝居、昔遊びなどがドリンク付きですべて無料。
金井八幡神社では、祭礼時のみに参道を飾る『締め切り』を新調した。横山孝治総代長は「みなさんのご協力により、素晴らしいものができました。ぜひ見に来て下さい」と話している。
荒津内さんの舞いは9月12日に小野神社で披露(正午)。地域が連携しながら、伝統文化を守って受け継いでいく。
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