最優秀賞は「未来乗せ僕らの町にモノレール」。多摩都市モノレールの町田への早期延伸に向け、今夏に町田商工会議所の都市整備まちづくり委員会(渋谷俊徳委員長)が募集した「モノレールを町田によぼう!キャッチフレーズキャンペーン」の入賞作品がこのほど発表された。応募総数は654通。
入賞作品の発表は、キャンペーンを記念して10月20日に多摩センター駅で開催した貸切モノレールの車内で行われた。最優秀賞に選ばれたのは市立本町田小学校4年の牧野楽丸君の作品。牧野君は「これまでモノレールには10回以上乗ったことがある。自分が作ったフレーズが最優秀賞に選ばれて嬉しい」と話した。
そのほか、優秀賞には小学生の部「ぼくらの夢をはこんで進もうモノレール」(臼井悠真君)、中学生の部「モノレール 素敵な町田に ご招待」(佐羽ここねさん)、一般の部「来て見て町田のいいところ 夢が広がるモノレール」(井上晴子さん)の3作品が選ばれた。
主催者の深澤勝町田商工会議所会頭は「モノレールを町田に呼ぶための事業は今回が第4弾目。第1弾はDVDを作成、第2弾ではモノレールの沿線地図を作り、第3弾で署名活動を行った。何とか町田にモノレールを呼ぶために今後も第5、6弾と活動していきたい」とあいさつした。
式典の後、応募者の中から選ばれた約60組の招待客を乗せた貸切モノレールは多摩センター〜上北台間を往復。乗客らは高い位置から見える車窓の風景を楽しんだ。
2032年の実現へ
多摩都市モノレールの町田方面への延伸は、最短で2032年の実現を目指す。ルートは、6月に行われたシンポジウムで多摩センターから小山田桜台団地や町田山崎団地を通りJR町田駅を結ぶ約13㌔を要望。市はモノレールの延伸による経済波及効果を年間約412億2300万円と見込んでいる。
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