国際ソロプチミスト町田(前田美津子会長)は1990年3月20日、女性による国際的な奉仕団体として認証を受け2020年の今期で30周年を迎えた。これを記念し市の新たな玄関口として、4月に開園(6月全面オープン)した薬師池公園四季彩の杜西園「ウェルカムゲート」に時計塔を寄贈した。
DV根絶など女性の地位向上に向けた奉仕活動を行う国際ソロプチミスト町田。このほど寄贈した時計塔は、5mを超える高さに直径70cmの時計部、てっぺんに太陽電池付き長波アンテナが付くシチズン製の衛星電波屋外時計だ。白い文字盤に黒字の数字が並び、遠くからも見やすいもの。衛星電波により正確な時を刻み、太陽光で充電が満たされると完全無日照でも約45日間は作動する。「私たち国際ソロプチミスト町田の30周年記念に市からの希望の品を寄贈することができました。多くの方が来園し、見てもらえる場所に記念の時計塔を建てることができて嬉しく思います」と前田会長は話す。
認証30周年記念式典として5月23日にアパホテルの元谷芙美子社長を講師に記念講演を行う予定だったがコロナ禍で早々に中止を発表。何度も打ち合わせを重ね、時計塔を寄贈するに至った。同記念事業実行委員長の高橋文江さんは「一人では到底できない奉仕活動を多くの皆さまのご協力とご指導により活動できたことを心から感謝しています」と思いを話す。
第31期に向けて
7月から始まる第31期の新会長に柴崎亜紀子さんが就任する。昨年6月に加入したばかりだが、周囲からの推薦を快く引き受けた。30周年を機に解散も考えられたが、もう一度奮起するきっかけになったという。柴崎さんは「会員15人の気持ちを一つに、強制ではなく、自ら活動したいと思ってもらえるようなものにしていきたい」と意気込みを述べた。
町田版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|