都立大戸緑地は4月に開園10周年を迎える。このほど特設ポストが登場。地域住民や利用者から周年イベントのアイデアを2月28日(日)まで募集している。
同緑地を管理する西武・多摩郡の公園パートナーズ陵南公園サービスセンターでは、地域の人たちのアイデアを活かした方がより新鮮で魅力のあるイベントができると検討。本来ならば地域懇談会という形で地域の団体や施設、教育機関など多様な人たちからの声を拾い、記念事業に繋げる予定だった。
しかしコロナ禍で懇談会が開けず、代替案として同緑地の入口にあたる牛田地区トイレ前と、近くの大地沢青少年センター受付前に「アイデアポスト」を設置。年配者や現地を訪れた人にアイデアを投函してもらう形にした。
また、インターネットの集計システムやメールを活用し、非接触型で募集することも考案した。「やってみたい、こんなことあったらいいな」と思うことを募り、4月以降の周年企画に活かしていく。「この機会により多くの人に大戸緑地を知ってもらいたい。コロナ禍でこそ、身近な緑のオープンスペースとして公園ができることや役割はとても大きいと考えています」と同センター副所長の明瀬聖志さんは話す。
募集はWebでも
アイデアは多くの人が楽しめるもの、自然の中で楽しむもの、公園の魅力を高めるものをテーマに募集。2カ所のポストのほか、大戸緑地HPの投稿フォームか、投稿用メール(event@tamaparks.com)でニックネーム・アイデア1つ・年齢・住んでいる市を記入し投稿。問い合わせは同センター【電話】042・661・0042へ。
■大戸緑地は2011年に開園。大地沢青少年センターの近く、町田市の西端と神奈川県との都県境に位置し、境川の源流域にある。小高い丘の上には「雨乞い場の碑」があり、地域のシンボルツリーとなっている「ユクノキ」をはじめ、豊かな自然や里山景観が魅力だ。
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