町田市が味の素株式会社の協力のもと作成したレシピ本「野菜限界突破レシピ」が6月1日から市内で無料配布されている。配布先として市内16店舗を展開する株式会社三和と連携。野菜不足の人への効果的な周知を図り、市民の野菜摂取量増加を目指す。
町田市では市民が食に関心を持ち、健康的な食生活を送れるよう、「食育」に関する取り組みを実施している。現在配布されているレシピ本には、トマトやキュウリ、ナスなど市内で収穫量の多い夏野菜を使用したレシピを3品掲載。「野菜の限界を超えた”うまさ”にこだわった内容になっています」と担当した町田市保健予防課。町田産農産物「まちベジ」の周知も兼ねている。
人間の健康を支える野菜は毎日350gの接種が必要とされる。2018年に発表された町田市の食育推進に関する市民アンケート調査報告賞によると、町田市民の1日の野菜摂取量は265gで、必要量に85gほど足りていない。同課担当者は「野菜料理は小鉢一皿で約70gの野菜を摂ることができるため、普段の料理にプラス一皿を意識してほしい」と企画意図を話す。
市の媒体だけでは普及がままらならないため今回、事業者との連携を実施。初回発行部数は2000部。周知をより強化するため、町田市内に16店舗あるスーパーマーケット三和とフードワンの野菜売り場のほか、町田産野菜を販売している町田薬師池公園四季彩の杜西園インフォメーション/直売所棟や、町田ツーリストギャラリー、市立総合体育館内レストラン「フレンズ」、各市民センターなど26カ所で無料配布している。
問合せは同課【電話】042・722・7996。
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