平成19年から市内の公共施設で実施されている「緑のカーテン」事業が今年も始まった。
「緑のカーテン」とは、つる性の植物を窓の外に貼った網などに這わせることで日差しを和らげ、室内の温度上昇を抑えるというもの。緑化や温暖化対策を目的に市内の公立学校でも取り組まれている。今年は小学校10校、中学校5校が参加。5月中旬にゴーヤやヘチマ、ヒョウタンなどの苗10株が各校に植えられた。
植物の育成に力を入れている西鶴間小学校(蔵丸公生校長)では5、6年生の園芸委員が中心となって「緑のカーテン」の世話をしている。昨年初めて参加した際は3階に届くほどの高さにまで成長したが、「今年は屋上に到達するのが目標」だという。「今年は震災で節電への意識も高まっている。この事業を通じて、子どもたちが環境問題を学ぶきっかけになれば」と蔵丸校長は話している。
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