自殺の現状や背景について考える「やまと自殺対策フォーラム」が、9月11日(日)に保健福祉センターで開催される。講演と分科会の2部構成。13時から16時。要申込み、先着順。
第1部の講演には俳優の小西博之氏を招き「生きている喜び」について聴く。 TBS『ザ・ベストテン』の司会やNHK大河ドラマ『北條時宗』など、現在も幅広いジャンルで活躍する小西さんは、平成17年に腎臓がんを発病。壮絶な闘病生活を経て復帰してからは、俳優の傍らで、自身の経験をもとに「前向きに生きることの大切さ」などについて講演活動をしている。
第2部の分科会ではメンタルヘルスや教育、自死遺族などテーマごとに分かれて意見交換する。
参加申し込みは大和市健康福祉総務課/【電話】046(260)5603へ。
実情と対策
毎年9月10日は、WHO(世界保健機関)が定める世界自殺予防デー。9月16日までを自殺予防週間として、世界各国で予防啓発が行われる。
日本では平成10年から13年連続で毎年3万人を超える人が自ら命を絶っている。この数は交通事故による死亡者の約6倍。大和市内でも毎年50人前後の市民が自殺している。
市では平成19年度から21年度までの3年間、県の自殺対策モデル地区に指定され、県と連携して都市型の地域における自殺対策事業「こころといのちのサポート事業」に取り組んできた。このフォーラムもその一環。
サポート事業では、窓口を持つ庁内11課で組織する「相談・支援総合コーディネートチーム」や、地域で悩みを抱えた人に相談窓口を紹介する「こころサポーター」などによる地域ネットワークの構築、さらに自殺予防のための相談専用電話「こころの健康相談」(【電話】046・260・5674/平日8時半から17時まで)を開設し、自殺しないですむ方法などをアドバイスする取り組みなどを進めている。
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