下鶴間の諏訪神社境内で5日、第28回下鶴間子ども相撲大会が開かれ、地元の小学1年生から6年生までの男子93人が白いまわし姿で熱戦を繰り広げた。
明治17年5月に第15代横綱・梅ケ谷藤太郎が、下鶴間地区にある観音寺で奉納相撲を行ったことが発端となり、諏訪神社で青年相撲大会が開かれるようになった。太平洋戦争により開催が途絶えたが地域で復活に向けた気運が高まり、1984年に地域自治会が主導する子ども相撲として再興した。
毎年8月の第1日曜日に開催される子ども相撲大会は、土俵作りをはじめ、呼び出し・行司役、運営などすべてを地域の大人たちが担っている。
大会には、下鶴間連合自治会の8自治体(宿・さつき、坂上、山谷、山王原上、山王原A、山王原B、長堀、大和原)から8チームが出場。午前中にリーグ戦、午後からは学年別の個人トーナメント戦が行われた。
境内に設けられた土俵を囲んだ大勢の見物客からは、「負けるな」「頑張れ」などの声援が送られ、会場は一番ごとに歓声に包まれていた。
昨年に続き大会に参加した市立林間小学校3年の大澤生芽(いぶき)くん(8歳)は、「チームで力を合わせて頑張ることができた。強い相手が多かったけど、去年よりいい成績を出せたのでよかった。来年もまた出たい」と話していた。
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