中央林間の遊び場・通称ツリーガーデンの中心にあり、幼児の親子や小学生などが集まり賑わいをみせていたウッドデッキ=写真右下がこの夏、撤去された。
行政提案の協働事業として地元が運営を担っているこの遊び場を巡っては今年4月、大きなケガの多発を理由に市が来年3月いっぱいで廃止する意向を固め、30人の保護者らでつくる管理運営委員会にその方針を伝えた。しかし、突然の決定に対し、存続を求める署名活動が始まると中央林間地区だけで1万2500件の署名が集まった。
こうした動きと並行して管理運営委員会と市が存続の道を模索してきた結果、「デッキなどの即時全撤去」「署名活動への対応」など7項目の要件を受け入れることを条件に、市民提案型の協働事業として存続することで双方が合意。8月31日に正式決定された。
中心部のデッキの撤去作業はこの決定に基づき管理運営委員会が行ったもの。
現在は、市が「デッキ跡地の利用方法を庁内で調整している」ため、その跡地に規制線のロープが張られたままだが、管理運営委員会からは、撤去したデッキの廃材を再利用して低床のステージを設置する案が市側に伝えられているという。
ツリーガーデンでは11月23日(祝)に開設6周年の記念行事を予定。市は「行事がつつがなく進められるよう努力したい」としており、今後の市側の柔軟な対応に期待が集まっている。
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