◆酒の会で復興支援
上草柳の夢現スタジオで8日午後、東日本大震災からの復興を支援する「酒の会」が開かれ、30人が参加した。この催しは、夢現スタジオの井上貴雄代表(55歳)が主催した。
酒の会には、井上代表の従兄弟が営む茅ヶ崎市の青木商店と親交が深い宮城県大崎市の酒造メーカー「一ノ蔵」から営業統括マネージャーの佐藤啓太さんを招き、清酒や吟醸酒、発泡清酒などを試飲した。
「一ノ蔵」は石巻市から15Kmほど内陸にある山間部に、本社と蔵がある。昭和48年創業で全国各地に販路を拡大している。
昨年3月11日の東日本大震災では震度6強の揺れに見舞われ約1億円の損害を出した。この日の酒の会に招かれた佐藤マネージャーは「この時期になったにもかかわらず消費者の皆さまが忘れずにいてくれて、このように支援してくださることが嬉しい。今年は震災前よりもうまい酒をつくる」と話していた。
この日は、井上代表と親交のある落語家、春風亭笑松さんや地元選出の県議、市議らも超党派で参加。実際に被災地で活動した復興支援の体験談などもまじえ互いの親交を深めた。
井上代表は、昨年の震災以来、一ノ蔵製品のボトルを手にした知人の写真を撮りため、その数はこれまでに600人を超え、支援を呼びかけるお手製のポスターも制作している。今後も1000人を目指して撮影を続け、「年明けにも第3回の酒の会を開きたい」と話していた。
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