中学生の硬式野球クラブ「大和リトルシニア野球協会」(野村博宣会長)のシニアチームが7月20日、「第9回神奈川2年生大会」の決勝戦に勝ち優勝した。チーム結成から36年目で初の県制覇となった。
6月15日に始まったこのトーナメント大会には、中学2年生以下の県内53チームが参加した。
大和シニアは1回戦で中井を8-1で破ると2回戦で鶴見を5-1、3回戦では横須賀を4-0で完封。4回戦では磯子港南に3-2で競り勝ち、7月15日の準決勝では愛甲との接戦を5-4で制した。
20日に瀬谷区内で行われた決勝戦では3回に平田優真選手が本塁打を放つなど、戸塚に11-3で快勝。初の県制覇を果たし、大会ベストナインに稲津築外野手、進士隆一郎投手、大平光輝内野手の3選手が選ばれるなど活躍した。
1985年夏に藤嶺藤沢の主将で甲子園出場を果たした大和シニアの市嶋英二郎監督(46)は「足を絡めて競り勝つ野球ができた。おごることなく今後も頑張っていきたい」と話した。
大和リトルシニア野球協会は1977年に当時の渋谷中教師の呼びかけで発足した。現在は大和引地台野球場を拠点に野村会長や市嶋監督ら指導者8人のもと、小学生の「リトル」から中学生の「シニア」まで50人程で活動している。
35年間で県内外の私立や公立高校に千人以上の選手を輩出。甲子園出場のOB(2009年・横浜隼人/飯田将太投手※現・法政大学ほか)や大学、社会人、プロ入り(日ハム打撃投手)した選手もいる。
平日は大和引地台野球場で練習し、週末は主に対外試合。チームへの問い合わせは野村会長/【携帯電話】090・4073・0300へ。
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