昨年2倍「振り込め」被害 大和署管内
大和警察署管内(大和市、綾瀬市)で今年に入り、オレオレ詐欺に代表される「振り込め」詐欺の被害が増えている。8月末での被害件数は1月からの累計で40件余り、被害額は1億円を超えていることがわかった。昨年同時期が約20件だったことから、発生件数は2倍の勢いになっている。 なかでも市役所や社会保険事務所などの職員を名乗る「還付金詐欺」が15件発生しており、大和署では高齢者などに注意を呼びかけている。手口の一例に「医療費の払い戻し」がある。「過去に支払った医療費が多かったので払い戻したい」というもので、巧みにATM(現金自動預け払い機)に誘導。「私の言う通りに操作して下さい」と言われ、本人は受け取るつもりだったのが、いつのまにか送金していたというものだ。手口も巧妙化しており、多数の人物が登場し役割分担するケースも少なくない。
大和署生活安全第一課では「息子などを装い『携帯電話を失くした。2度と使えない…』から入るのはまず疑って」と強調している。
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