市内を拠点に優れた創造活動を行っているアーティストや大和市の文化芸術の発展に貢献した人を対象とした「大和市文化芸術賞」の表彰式が3日、大和市生涯学習センターホールで開催された。
この表彰は、2009年12月に制定された大和市文化芸術振興条例に基づき、文化の日に、大和市が主催して行われている。
3部門で表彰
文化芸術の分野における活躍が顕著な人(団体)に贈られる「文化芸術賞」には、舞台俳優・演出家として、ハンセン病女性の生涯を描くひとり芝居を100回以上にわたり公演している結純子さんが選ばれた。
市の文化芸術に長きにわたって貢献した人(団体)に贈られる「文化芸術振興賞」は、1989年の現代水墨画展の大賞をはじめ、多数の入賞を果たし、後進の育成にも力を注いでいる日本画家・本吉薫さん(92)が受賞した。
さらに、未来の活躍が期待され、市の文化芸術振興にも貢献すると期待できる人(団体)に贈られる「文化芸術未来賞」は、2013年に日本音楽コンクールピアノ部門で1位を受賞したピアニスト・石井楓子さん(23)、2013年の朝日アマチュア囲碁名人戦全国大会で優勝した棋士・角田大典さん(21)、南林間を舞台とした漫画「家族ランドマーク」などの単行本を発行した漫画家・大澄剛さん(30)、大和を舞台としたキックボクシング漫画「モングレル」などの単行本を発行した漫画家・村瀬克俊さん(35)に贈られた。
大木哲大和市長は「過去最多の6人が受賞。初の漫画家の選出もあり、大和、全国、世界に飛び立って欲しい人材たちです。2年後の文化の日には、芸術文化ホールの開所も予定し、大和市の文化芸術の発展の拠点になれば」と話していた。
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