わらをなって作った縄を飾りの形に
大和市郷土民家園（上草柳６２９の１）で昨年12月23日に「正月飾りを作ろう」が開催され、市内外から18組20人が参加した。１９９５年から毎年開催しているもので20回目。
講師を務めたのは同園に移築された「旧小川家」当主の小川勝さん（76）。参加者に「足でしっかり押さえて」「緩くならないようにわらをねじって」など縄作りのアドバイスを送っていた。次に、別に用意したわらを縄の隙間に通して三つ編みにする作業を実施。できた縄を丸めて輪にし、はさみで余分なわらを切って形を整えた。最後に、輪の下側に、御幣（ごへい）、ウラジロ、昆布、扇、金銀の水引などを飾り付け、２時間ほどで正月飾りを完成させた。
参加した市内在住の佐藤朝子さんは「毎年、作った正月飾りを玄関に飾っていますが、近所の人たちから立派だと褒められます。今日は天気にも恵まれて楽しかった。また来たいです」と笑顔で話していた。
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