「第22回 大和・戦争を語り継ぐつどい」が7月25日、渋谷学習センターで開催された。
1993年から開催されているこのつどいは、実際に体験者の話を聞くことで戦争とは何かを改めて考えようというもの。主催は大和・戦争を語り継ぐつどい実行委員会。この委員会は、大和・綾瀬年金者組合、新日本婦人の会、民青同盟湘南地区委員会の3団体で構成されている。
当日は約40人が参加。河口イチさん(82)は「横浜大空襲を生き延びて」、山下光治さん(75)は「戦中・戦後の渋谷村」をテーマに、司会進行者との対話形式で戦争体験を語った。同委員会は今回、地元の戦争の様子を知ってもらいたいと、大和市在住の体験者たちに語り部を頼んだという。
山下さんは終戦の時、5歳。「幼かったため、戦争を自分の体験としては語れない。今回は家族から聞いた話を、司会進行の方と対話しながら話そうと思う」と語った。
同委員会の湯浅文雄さんは、「後々に戦争の悲惨さを伝えていきたい」という思いでつどいを主催してきた。「命がある限り、続けていかなければならない。若い人にも参加してもらえれば」と話している。
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