大和市教育委員会が主催した陸前高田ドキュメンタリー『あの街に桜が咲けば』（小川光一監督）の上映会が８月29日、大和市生涯学習センターで開催され、約１５０人が来場した。
この上映会は、東日本大震災の教訓を忘れず、復興への支援に繋げるとともに、防災の重要性を認識してもらうことを目的に実施。
映画は、東日本大震災被災地である岩手県陸前高田市の津波到達地点に桜の植樹をしているＮＰＯ法人の活動を紹介する内容。同法人や植樹活動の参加者などへのインタビューを中心に、約40分に渡って上映された。上映後には、小川監督が防災をテーマに講演＝写真。小川監督は「災害時は慌ててしまい、危険な行動をとってしまう人が多いです。災害時にどのような心理状態となるか、事前に想像しておくことが大切です」と、災害に備えるために必要なことなどを述べた。
また、陸前高田市内の県立高田高等学校の生徒２人も招き、東日本大震災発生当時の様子などを語った。
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