自慢の梨を片手に微笑む神谷さん
上和田在住の神谷貴博さん（35）がこのほど、大和・綾瀬・海老名市と寒川町の生産農家が栽培した梨の出来栄えを競う「第56回湘南梨品評会」では神奈川県知事賞（優等賞）を、大和市園芸協会果樹部所属の市内農家が梨の出来栄えを競う「平成27年度大和市果樹持寄品評会」では優等を受賞した。出品した品種はどちらも「幸水」。
神谷さんは「今年の梨は、例年に比べて甘みが強く大玉。ピーク時にはとりきれない量の梨がなっていた」と話す。Ｗ受賞については、「今年は運がよく、収穫のタイミングがぴったり合った」と振り返る。その一方、今年は人工授粉の際に花粉をなかなかつけることができず苦労したこともあったという。
神谷さんは大和市と綾瀬市にある２カ所の農園で約10種類の梨を育てており、市内の保育園や小学校の給食にも提供している。
現在「幸水」の収穫期は過ぎ、「あきづき」が食べ頃に。梨の収穫時期は９月下旬ぐらいまで。神谷さんの梨はグリーンファームあい菜フローラ店（横浜市瀬谷区、【電話】０４５・３６０・６８８７）で購入できる。
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