表彰状を手にするガイレさん
県内の専修学校・各種学校留学生による「第27回・外国人留学生による日本語スピーチコンテスト」が１月26日に横浜市西区の神奈川県立音楽堂で開かれ、８カ国・地域から14人が出場した。一般社団法人神奈川県専修学校各種学校協会横浜支部の主催で、横浜市国際局、公益財団法人横浜市国際交流協会などが後援。
大和市からは柏木実業専門学校１年のガイレ ビラトさん（23、ネパール出身）が出場し、優秀賞（ＮＨＫ横浜放送局長賞）を受賞した。ガイレさんは２年半前に来日し、沖縄の日本語学校で学んだ後に同校の情報ビジネス科に入学した。昨年10月に校内で開かれた第１回留学生スピーチコンテストでは金賞を受賞している。
スピーチのテーマに選んだのは「豊かな社会」。心の豊かさを失わずに経済発展するにはどうすればいいのかを考察。入試の際、羽田からのバスの中で鞄をうっかり忘れたものの無事に手元に戻ってきたエピソードなども交えながら、メモを見ずに約５分間話した。「本番が今までのなかで一番上手く出来た」というガイレさん。「とても楽しい経験でした」と笑顔をみせた。
コンテストでは最優秀賞１人、優秀賞７人が選ばれている。
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