大和商工会議所の異業種交流会、通称「ファイル60(高橋幹雄会長=関連記事に人物風土記=)」が2月9日、創立20周年を記念し、産経新聞社の熊坂隆光社長を招き、記念講演会を行った。
熊坂氏は新聞業界で生きてきた45年を振り返り、メディアの舞台裏を判り易く話した。「『成り行きが注目される』、『投げかけた波紋は大きな広がりを見せた』などと書くと記事っぽくなるが、新聞が常套句を使うときは、本質をそらしているので要注意」、「自虐的に(日本や政府を)非難するのが良い記事と考えている記者が多い」、「新聞が間違ったことを平気で教えているときもある。それを知っておくべき」など自戒を込めつつもメディアに対する辛らつな言葉が次から次へと発せられた。その歯に衣着せぬ物言いに、会場からは、感嘆の声や笑い声などがあがっていた。
講演後には会場からの質疑にも応じ、政局やトランプ政権などについて質問が寄せられた。ペーパレス化が進む新聞の将来については「50年、100年後はわからないが、全くなくなることはないのではないか」と持論を話した。
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