大和市、綾瀬市、海老名市、寒川町で生産される「湘南梨」の品評会が20日、綾瀬市役所で開催され、市内上和田の梨農家・神谷貴博さんの幸水が1位に相当する優等賞(神奈川県知事賞)に選ばれた。
品評会は、湘南梨組合連合会の主催。生産技術の向上やPRを目的に毎年開催されており、今回が60回目。3市1町の梨農家から71点が出品され、大きさや形、色具合、糖度などの品質を基準に評価された。
神谷さんは2年前に開催された同品評会で、2位に相当する一等1席を受賞している。神谷さんは今年の出来を「日照不足や寒暖差など、天候不順の影響を受けて全体的に小玉傾向、豊作とまではいかなかったが、糖度は例年通りのものができた」と分析。「60回目の節目の年にこうして評価してもらえるのはとても嬉しいこと。今後も4地区で切磋琢磨しあいながら、より美味しいものを作っていきたい」と受賞の喜びを語った。
その他、市内の入賞者は以下の通り(敬称略)。
一等2席(綾瀬市市議会議長賞)/神谷良子
二等(県央地域県政総合センター所長賞)/関水千代子、二等(さがみ農業協同組合代表理事組合長賞)/関水修、二等(神奈川県園芸協会会長賞)/関水富子
三等/吉川勝久・保田嘉雄・石井淳也・保田雄一・石井一夫・石井美智子
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