引地台小6年の斎藤あきらさんと同3年の優樹君姉弟が「第2回メカニックコース全国大会」で日本一に輝いた。
2人は昨年4月から大和駅前の「タミヤロボットスクール大和駅前教室」に通っている。昨年3月の第1回大会にも姉弟で出場、準決勝で敗れ、3位に終わっていた。悲願の優勝に、あきらさんは「めっちゃ嬉しかった」と素直に喜びを口にし、優樹君は「えー、うっそー」とはにかんだ。
大会は、楽しみながらプログラミングなどが学べる「タミヤロボットスクール」が主催。競技は2人1組で自作したロボットを使い、制限時間内に自陣にあるペットボトルのキャップを相手陣地に送り込んだ方が勝利となる。大会には全国10教室から29チーム55人が参加した。
第1回大会のリベンジを期し、ロボットの改良に挑んでいた2人のため、家族も協力。父の輝正さんは2人が家で練習できるように、と大会で使用される競技台と同じ台を手作り。母の明日香さんは練習の様子をビデオに撮ったり、練習相手になったり、とサポートした。多くのチームがスクールのクラスメイトとチームを組むため、練習は教室のみと限られる中、2人は家での「自主練」でチームワークを磨いた。さらに練習を重ねる中で、ロボットの適性を見極め、弱点を補う改良を継続。キャップを掬いやすいよう、スコップの刃先に薄いクリアファイルを切って貼り、相手ロボットの妨害を想定し、傾斜のある屋根を付け、空中からキャップを相手陣地に落とせるようにするなど改良を重ねていった。
教室の吉村仁代表は「大人でもなかなか思いつかないようなアイデアでロボットを改造していた」と舌を巻いた。
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