新型コロナウイルス特別措置法に基づく「緊急事態宣言」の発令を受け、本紙では、行政の陣頭指揮を執る大木哲大和市長と長引く臨時休業で登校できない子供たちに向けて柿本隆夫教育長にメッセージを寄せてもらった。
緊急事態宣言を受けて
市民へのメッセージ大和市長 大木 哲
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う「緊急事態宣言」が出されました。世界では過去20年間で4回もの大規模な感染症の流行が発生し、誰もが経験したことのない時代に突入したといえます。この重大な局面を、今こそ皆で力を合わせ乗り越えねばなりません。
大和市は、本年1月に新型コロナウイルス対策会議を発足し、チラシ配布、公共施設の消毒液設置、クルーズ船へのDMAT(災害派遣医療チーム)派遣等を行い、3月以降は国の要請に基づく学校休業や公共施設の休館、イベントの自粛、さらにすべての80歳以上の方、1万6097人に向けたメッセージの郵送、除菌効果のある次亜塩素酸水の配布等を迅速に実施してまいりました。
感染拡大が、さらなるピークに向かうか、あるいは終息するか、今後1か月間が勝負の時です。不要不急の外出を控え、密閉・密集・密接の3密を避けて行動していただくようお願いいたします。大変つらい1か月になると思いますが、ご自身そして大切な人を守るため、共に頑張りましょう。
つぶやいてごらん大和市教育委員会教育長 柿本隆夫
令和2年度の学校は、すべての子どもたちにとって、とてもつらいスタートとなってしまいました。3月に続いて4月も休校の決定を聞いたときには、進級や入学を楽しみにしていただけに、きっと、とても残念な気持ちになったのではないでしょうか。現在も新型コロナウイルスの感染が広がる中、自由に外にも遊びに行けない毎日が続いていますが、家庭の中で皆さんはどのように過ごしていますか?きっと、一番つらいのは、友達と会えないこと、そして一緒に思いっきり遊べないことでしょうね。
確かに直接顔を合わせることはできないけれど、でも、お互いの気持ちはしっかりとつながっているはずです。夜、寝る前に小さな声でいいですから、次のようにつぶやいてみてください。
「ぼく(わたし)は今日も元気だったよ。みんなも元気だったかな?」きっと友達の声が、耳元で聞こえてくるはずです。
学校が再開する日まで、少し寂しいでしょうが、健康に気をつけてがんばりましょう。
大和市では、全小中学校で休校中の様々な相談を受け付けています。子どもたちも保護者の皆さんも、遠慮なく電話をしてください。
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