大和市は16日、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、市民のマスク着用を励行する「大和市おもいやりマスク着用条例」を制定すると発表した。市の啓発推進と市民の意識向上が狙いで、義務や罰則などは伴わない。
市によると同様の条例設置は、全国初の取り組みとのこと。条例は新型コロナに限らず、感染症がまん延した際にマスク着用を励行する内容となっている。
内定取消し者の雇用市職員の出勤抑制も
また、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で内定取り消しや勤務先企業を解雇された市内在住者を対象に、臨時的任用職員として雇用する。
採用人数は5人。任用期間は5月1日から10月31日までの半年間。給与は、地域手当を含み、高卒者の場合で月額18万2490円。他に経験による加算、通勤手当、期末・勤勉手当等あり。
応募は大和市の募集ページから指定の登録用紙をダウンロード、必要事項記入の上、市人材課まで提出。その場で面接となる。締切りは27日(月)正午。合格者には翌28日(火)午後5時までに連絡される。問合せは市人材課【電話】046・260・5338。
さらに市民の大変な思いを共有したいとの考えから、特別職のうち市長、両副市長、教育長の給料を減額することとした。期間は5月から7月までの3か月間で、市長は月額の2分の1を、両副市長と教育長はそれぞれ10分の1を減額する。
このほか、大和市役所では20日から、新型コロナウイルス対策の一環として、約3600人の市職員の勤務体制を3分の1に抑制。行政サービスを維持しながら、接触頻度を減らしている。
なおマスク着用条例および特別職の給与に関する条例改正は、4月16日付で専決処分とし、同日公布・施行とした。
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