バラ、ペチュニア、胡蝶蘭など色鮮やかな花々が隙間なく咲き誇る一軒家を発見。市内福田の小菅稔さん(90)は、自宅の庭で多くの花を育て、知る人ぞ知る地域の「花の名所」になっている。
小菅さんは定年退職後に趣味としてガーデニングを始めた。当初は自分で楽しむための手軽なものだったが、近所の人に褒められたことを契機に、「地域住民の目の保養にでもなれば」と鉢の数を増やすように。多くの鉢があるにもかかわらず手入れが丁寧なことが近隣住民の間で評判になり、地域の緑化活動にも手腕を発揮してきた。
花を見てくれる人が一度に色とりどりの花を楽しめるよう、特定の花や色に偏らず、小さい鉢で様々な種類を育てるのがガーデニングのこだわり。お気に入りの花は「決められない」と自慢の庭をしみじみ見つめる小菅さん。たとえ一日でも手入れを怠ると花の成長に影響が出てしまうため、年間を通じて多くの時間をガーデニングに費やしているが、大変だと感じたことは一度もないという。
小菅さんは「近隣の人や通りがかった人が、花を見て喜んでくれることが何よりの楽しみ」と笑顔を見せた。
|
<PR>
大和版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
フリマ出店者30日まで受付4月26日 |
|
|
<PR>