大和警察署は、大和駅前交番でアクリル板を盾に使い、不審者の襲撃から身を守る訓練を行った。
訓練は職員9人が参加。不審者が入ってきたことを想定し、刃物を持って襲い掛かってくる相手に対して、アクリル板を盾にして身を守った。
この盾は、今年5月から同署管内のすべての交番に順次設置。普段は、新型コロナウイルス感染症対策として、カウンターの上に置かれ、来訪者とのやり取りで飛沫を防ぐために使用されている。
発案したのは、同署の加藤秀雄署長。机の上に据え付けられた木製の土台からアクリル板を引き出すとブザーが鳴り、周囲に危険を伝える仕組みになっている。
加藤署長は「今年、警視庁の交番で相談員の男性が刺された事件があり、コロナとともに対策できればと思い考えた」と話す。
五十嵐淳一地域担当次長は訓練を振り返り、「他の地域の交番でも広がれば。勤務員全員が使いこなせるよう慣れてもらいたい」と話した。
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