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医療情報 認知症の新薬を知る 取材協力/たなかクリニック
大和市社会福祉協議会主催の第2回介護者教室が9月15日、市まごころ地域福祉センターで開催された。
今回は「出ました!認知症の新しいくすり」と題して、講師の田中千彦院長(たなかクリニック)がアルツハイマー病の新薬や症状改善のポイント紹介、介護の悩み相談を行った。
15年ぶりの新薬とは
これまでの内服薬とは違い、新薬は体に貼るパッチ型。海外では14年前から内服薬として利用されており、日本では7月から貼り薬のみで使用が始まった。大きさは百円玉〜五百円玉ほどで目で確認ができるうえ、食事がとれない状態でも投与可能。飲み込めない、拒否する等の問題にも効果的だという。田中院長は「実際に当クリニックで投与中の方のご家族も、確認できるので『今日の分はまだだったかしら』という不安がなくなったそうです。汗ではがれることもなく、乾燥する冬でも保湿すれば肌荒れも防げます」と話す。
症状改善のポイント
認知症の場合、ほかの病気の要素が複雑に絡みあっていることが多いため、症状をきちんと改善するには複数の原因を同時に治療していかなければならない。「例えば、アルツハイマー病に合併している生活習慣病の高血圧症や脂質異常症は認知症を悪化させますし、脳梗塞が強く関係している人もいます。うつ病などの病気を併発していれば、なお複雑です」
正しい治療のために
さらに「治療のための適切な判断をするには家族やケアサービス、医師の連携が必要です。気になること、わからないことは気軽に相談しましょう。認知症の原因になりうる病気を早い段階で治療することも大切です」と田中院長。
■たなかクリニック
(内科・脳神経外科)
【電話】046(200)3322
大和市桜森3―7―18
相鉄線・相模大塚駅前
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