大和南 生徒10人が出前授業 万引きテーマに人形劇
県立大和南高校(宍戸章子校長)の生徒が24日、市立上和田小学校(岩堀進吾校長)を訪問。同小の学級指導の時間を利用し、万引き防止を題材とした人形劇を2年生61人に披露した。
この授業は、中高生が小学生に防犯を訴えることでお互いに意識を高めることを目的としたもの。神奈川県教育委員会と神奈川県警が共同で進める「非行防止教室」の一環で、大和市では2010年から取り組みを開始。大和警察署が各校の要望を聞き、マッチングし随時実施している。
劇を演じたのは、同高校の有志3年生10人。県警が作成した万引き防止紙芝居『かんがえよう やっていいこと わるいこと おみせのなかで』を人形劇にアレンジした。
生徒自らが工夫
この授業に向けては、生徒自らがパペット(操り人形)を作成し、台本も人形劇用に調整した。12月から週2回ほど放課後に3時間かけて練習し、本番に備えたという。
牧田恵美さん(3年)は「感情を込めて話すのが難しかった。本番は声が出てよかった」と話していた。
岩堀校長は「大人や先生よりも、年齢の近い高校生が話す方が児童たちも身近に聞ける。続けて欲しい」と話していた。また、大和南高校の服部さとみ教諭は「生徒にとっていい経験になった。今後も取り組んでいきたい」と話していた。
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