バレーボールの高校総体(インターハイ)神奈川県予選会が6月26日、県立スポーツセンター(藤沢市)で行われ、大和南高校女子バレーボール部が4年ぶりにインターハイ出場を決めた。
予選会は、前週までのトーナメントを勝ち上がった4チームによる決勝リーグで上位2チームが全国大会に出場できる。大和南はリーグ初戦でこの3年間一度も勝利のなかった伊勢原高にストレート勝ち。優勝した川崎市立橘高には敗れたが関東大会予選でも対戦し、勝利した三浦学苑高に勝ち2位が確定した。
佐々木美音キャプテン(3年)は、1年生の頃から1度も勝ったことがなかった伊勢原に事前の分析が奏功し、勝利したことが自信になったと語る。勝った方が全国出場という最後の三浦学苑戦では「『先生を全国へ連れていきたい』という思いでチームが一つになった」と笑顔を浮かべた。井上和昭監督は「怪我人の復帰と精神面の成長が大きかった」と勝因をあげた。また卒業生らの協力で県予選後の2週間でチーム力強化が図れたとし、周囲の協力に頭を下げた。
予選会は無観客で行われるため、会場にビデオカメラを設置し、保護者らはリモートで応援。この日は、体育館に保護者や卒業生ら約30人が集まり、拍手を送った。佐々木キャプテンは「学校で応援してくれる人の動画を見てパワーもらった」と感謝の言葉を口にした。大会終了後、選手たちは学校へ戻り、保護者らと全国出場を祝った。
インターハイは7月27日(火)から石川県金沢市で開催される。
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