神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

厚木警察署第91代署長に9月8日付で就任した 鈴木美仁(よしひと)さん 厚木市内在住 57歳

公開:2011年9月23日

  • X
  • LINE
  • hatena

超がつくほど神奈川が好き

 ○…厚木警察署の管轄エリアは広大だ。国道246など動きが活発な場所もあれば、その一方で風光明媚でゆっくりとした場所もある。地域によって格差があり、地域によって対応法も異なる難しい地域。祭りやイベントでは、市内外から訪れる来場者の警備・誘導にも奮闘する。着任時の挨拶では「一人はみなのために、みなは一人のために(=ラグビーの精神)」と話し、個の力が発揮でき、組織の連携もスムーズにいく組織編成を繰り返し伝えた。

 ○…警察官としての30年は失敗の連続だったという。「良かれと思ってやったことで、やぶへびになったりね」と苦笑い。教訓は、人間の頑張りには限界があるということ。「一週間寝ずっこで仕事をすれば倒れるし、判断ミスも出る。その前にストップをかけろ」。そう今は部下に伝える。万人が聞けば万人、それは異常だよと思う仕事ぶりも、当時の警察官にとっては当たり前の光景だった様だ。

 ○…名古屋市出身。スポーツ少年。小学生の時には砲丸投げで市の大会で優勝した経験もある。地元の小・中・高を卒業し、横浜国大に入学。大学では安全工学について学び、修士課程まで進んだ。「別に横浜に憧れていたわけじゃないよ。名古屋のほうが都会だったしね」と笑いつつも、大学・大学院のわずか6年で、超がつくほど神奈川が好きになった。開放感、穏やかさ、何でも受け入れる土壌。それらに魅かれた。

 ○…家族は奥さんと二人の娘さん。今は、自宅のある横須賀を離れ、市内官舎で一人暮らし。健康のために軽くジョギングをする。ポリシーは”警察官は住民の生活を守る最後の砦であれ”ということ。絶対に譲れないポイントのひとつだ。社会の安心・安全が守られてこそ、仕事・商売そのもに傾注することができるはず。「3月11日に発生した大震災では、警察官の果たす役割と重要性が再認識されたはずだ」と落ち着いた口調で粛々と話した。
 

厚木・愛川・清川版の人物風土記最新6

小川 貴司さん

4月に発足した厚木市消防本部日勤救急隊の隊長を務める

小川 貴司さん

厚木市寿町在住 45歳

4月26日

澤本 徹さん

4月1日付けで厚木市立病院の救急センター長に就任した

澤本 徹さん

厚木市七沢出身 52歳

4月19日

横田 和道さん

厚木警察署長に就任した

横田 和道さん

厚木市内在住 59歳

4月12日

野口 昌子さん

40年にわたり高校生に茶華道を指導し今も厚木北高で続ける

野口 昌子さん

厚木市出身 88歳

4月5日

平山 享さん

清川村煤ヶ谷駐在所勤務となった

平山 享さん

清川村煤ヶ谷在住 47歳

3月29日

實吉明子さん

アミューあつぎで刺繍アート展を開催した

實吉明子さん

厚木市中町在住 69歳

3月22日

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

厚木・愛川・清川版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook