第53代厚木市議会議長に就任した 神子 雅人さん 戸田在住 48歳
「努力が未来を拓く」
○…「心にずっしりくる責任感の重みと、やるぞという気持ちがさらにわいてきました」。議長就任後の率直な気持ちを穏やかな表情で話す。議長選挙前の所信表明では、議員一人ひとりの資質を向上させて市民にわかりやすい見える議会にすること、議会内の改革を継続させていくことの2つを主に訴えた。「2千人からの職員で施策をしている大きな力を持つ市長部局に、議員28人が一体となってチェック機能を担うには、私たちの資質を上げていくことが大切になる。その努力が今までは遅れていた」と思いを語る。
○…1964年、千葉県富津市生まれ。大学を卒業後、富津市役所に就職するも、電算化システム導入をめぐる上司との意見の相違で、わずか2年で退職。「行政に物を言うには議会」という思いで、友人の紹介もあり故・亀井善之代議士の秘書に。厚木市と愛甲郡の担当として13年間仕えた。「汗をかける若いうちに仕事がしたい」と、代議士を半年間かけて説得し、39歳で市議に初挑戦し当選。これまでに副議長や議会運営委員会委員長などを歴任した。
○…政治信条は「日々努力」。地道な努力が未来を拓くと信じている。”よそ者”として厚木へやってきてゼロからのスタート。毎日が勉強だった秘書時代に会得した。「亀井代議士はまじめ一徹で、人に信頼される政治をした方。代議士の前に人間として、信頼という言葉の意味を教わりました。理想とする政治家です」ときっぱり。
○…35歳で結婚し、1男1女に恵まれた。自身の性格を「おしゃべりが好きで陽気な人間」と分析する。一方で奥さんからは「短気」と言われることもあるとか。スポーツや音楽鑑賞、旅行が趣味。これからの目標を尋ねると「政治で育てて頂いた男ですので、政治で燃焼したい。汗をかいて現場主義で最後まで通したい」と語気を強めた。厚木市議会の舵取り役としても、奔走する姿が楽しみだ。
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4月19日