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9月30日に長谷寺で初のけん玉教室を行う「日本けん玉協会公認」指導員 田上 文晶さん 岡田在住 64歳

公開:2012年9月21日

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焦らず、慌てず、諦めず

 ○…日本けん玉協会公認指導員であり、肩書きは「けん玉道伝道師」。「伝統玩具の楽しさを地域の人に伝えていきたい」。9月30日、長谷の長谷寺で初のけん玉教室を行う。「技が決まったときの達成感と充実感は格別。技のネーミングが面白い」と魅力を楽しげに話す。焦らず、慌てず、諦めず。リズムをしっかり取ることが上達の秘訣だという。きっかけは、けん玉が学校で流行っていた小学4〜5年生の頃。本格的に始めたのは30歳。その後、けん玉をやり続け34年が経った。

 ○…けん玉をやる人が少ないのが悩みのタネ。「ちょっとできなくなると、やらなくなってしまう。寂しいね」としんみり。それでも「技がうまくいって喜ぶ人の表情は最高だよ」と笑う。「風車ふりけん」など空中技を特訓中。「できない技のほうが多い」と相模川河川敷でコツコツ練習。技の習得も「ひとつひとつクリアしていくしかない」。いかに興味を持ってもらうか、工夫と忍耐を積み重ねる毎日だ。

 ○…世田谷生まれ。母からの「教えることは教わること。死ぬまで勉強」の精神は忘れない。大学は社会福祉を専攻。社会人になり、新聞社と保育の仕事をそれぞれ10年務めた。内気で目立たない少年時代を過ごしたそうだが、「今は昔と正反対な性格。反動かな」と照れる。「様々な経験が今に生きている」。保育の仕事の時、日本人だからこそ伝統玩具を知ってほしいとの思いがより強くなったという。「外国に行ったときに文化知識として語れるしね」とも。「素朴な遊びの中には日常生活に役立つ要素がたっぷり詰まっている」と話す。

 ○…国際交流などを行う「鶴岡八幡宮槐の会」に所属。大イチョウの木が倒れたときは「寂しかった。悲しかった」と振り返る。屈伸、ストレッチなど日々トレーニングに励む毎日だが、趣味は座禅。「週一度の精神統一。何も考えないでただ座るだけ」。無の境地が呼吸と心を整え、集中力を養い、練習にも身が入るそう。
 

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