厚木商工会議所の専務理事に就任した 柿島 憲一さん 60歳
今を一所懸命
○…会員数約2000人を有する地域の公益経済団体、厚木商工会議所。11月1日に開催された臨時議員総会で専務理事に新任された。職員18人の事務方トップ。「重責で軽い気持ちというわけにはいかない。会員さんのための仕事をしっかりやらなければ」と率直な気持ちを丁寧な口調で話す。まず取り組むことは会員拡大のための魅力づくり。職員が働きやすい職場環境づくりにも注力する。
○…今年3月まで市役所一筋38年。大卒後、議会事務局からスタートした公務員人生も定年で一区切り。4月から同会議所で常務理事兼事務局長を務めてきた。市役所での業務は商工観光や教育委員会、医療政策など多岐にわたった。福祉部長、総務部長などを歴任した。「どれも印象深く、それぞれのところに思い出がある」というが、一番の大仕事は1998年に行われた「かながわ・ゆめ国体」の事務局。準備室の段階から報告書をまとめ上げるまで都合5年、時には明け方まで仕事をしたことも今では良い思い出だという。
○…1953年、相模原市出身。3人兄弟の長男として相模大野駅の近くで生まれ育った。地元の小中学校を卒業後、厚木高校に進学。高校では柔道部に所属し、部活動に明け暮れた。苦楽を共にした仲間とは今でも交友関係が続く。年に何回か集まったり、旅行に出かけたりと、最近では幹事の役割を務める機会が多いという。「今集まっても昔に戻れるような感じが良いですね」と目を細める。
○…2人の娘さんは結婚し、休日は奥さんと2人で買い物に出かけることが多い。趣味はゴルフ。体を動かすことが好きで、スポーツジムにも通う。人生のモットーは「今を一所懸命」。20歳代半ばのまだ駆け出しのころ、職場の先輩から言われた助言は今でも心の中に宿っている。「厚木のためにこれからも尽くしていきたい」。元公務員らしい温厚篤実な人柄が印象的だった。相模原市南区在住。
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4月19日