第20回「相模川灯ろう流しの夕べ」を催した明るい社会づくり運動厚木市協議会副会長 渡邊 宏一さん 森の里在住 80歳
「一度始めたらやめない」
○…毎年8月に先祖や亡き家族の霊をしのぶ「灯ろう流し」を三川合流点で行い、今年20回目を迎えた。毎年250人が訪れる行事になり、参加者から「良かった、ありがとう」との声に「皆さんが気持ち良く対応してくれます」と感謝の言葉を口にする。「まだまだPR不足で徹底されていないところもありますが、これからも会員仲良く活動していただけたら」と丁寧な口調で話す。この催しは、明るい社会づくり運動厚木市協議会が主催。善意の心の輪を広げ地域に密着した活動を行い、社会に貢献することを目的にしている。
○…来年5月に創立30周年を迎える同協議会に立ち上げから携わってきた。会員は現在333人。主な活動は献血の呼びかけ運動、共同募金や相模川清掃キャンペーン、鮎まつりの花火大会後の清掃にも毎年参加している。老人ホームに慰問するのも恒例となった。活動をしていて、たくさんの人たちとの触れ合いは大きな財産になっている。催しはどんなことがあってもやり続けて実のあるものにしていくことが大事だとまっすぐに話す。今後は人を育てて後継者を作ることがもう一つの大きな仕事だ。
○…平塚市生まれ。平塚農業高校時代、当時1300人が参加した全校マラソンの経験で負けない心を培ったという。順位が後ろから数えた方が早く悔しい思いをしてきたが、新聞配達で足腰を鍛え、毎年順位が上がっているのを見た生徒から発破をかけられ奮闘。ゴール前で目標にしていた生徒を抜いたことが大きな自信になった。「人生は目標に向かってコツコツ努力していくもの。マラソンが今の人生につながっている」
○…卒業後は65歳まで東京都水道局に勤め、夜間の大学で学んだ。79歳の妻とは日舞を始めて20年になる。書道10年、詩吟16年…。今でも12の会の要職に就き、手帳は予定でびっしりだ。「一度始めたらやめないから」とサラリと話す。真面目な努力家だ。
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4月19日