あす13日から愛媛県で行われる天皇賜杯第69回全日本軟式野球大会で指揮を執る 佐野 賢三さん 日立オートモティブシステムズ(株)厚木事業所野球部監督 35歳
実はおっちょこちょい
○…監督就任2年目。「投手力で守り勝つ野球」を掲げ、3年連続14回目となる社会人軟式野球最高峰の大会に出場する。目標は一昨年のベスト4を超える、悲願の初優勝だ。「強豪ぞろいのトーナメントだが、日本一をねらえるチーム」と胸を張る。初戦の相手、滋賀代表の青樹会は、ルーキー時代に初戦で敗れた相手。まずは12年前のリベンジに闘志を燃やす。
○…02年に入社。集約購買部に在籍し、機械の調達業務や施設建設の見積もりが主な業務。「硬式野球の実業団では、引退後に仕事の経験がなくて苦労する人も多いそうです。我々の場合、まずは定時まで仕事。そのあと練習です」。練習は週4日。社内の体育館や玉川野球場などで練習している。現役時代は内野手として活躍し、主将も務めた。軟式野球と言えば「延長50回」の激闘がこのほど話題になったが、自身は「延長28回」を経験。「朝10時半に試合を始めて、終わったのは夜の7時半。途中の記憶がないです」と振り返る。
○…相模原市出身。小学3年生から野球を始め、高校2年には春のセンバツで甲子園の地を踏んだ。3番ショート。「感動した。いいところだった」という聖地での試合は、惜しくも2回戦敗退。「『夏に戻って来るんだ』と格好つけて甲子園の土は持って帰らなかったんですが、あとで後輩に分けてもらいました」と裏話。今でも自宅で大切に保管している。
○…「実はおっちょこちょい」な性格だという。「選手の前では見せないよう、意識して行動しています」とも。選手20人の平均年齢は約25歳。年の近いお兄さん監督だが「なあなあになっては良くない」と一線を引く部分を持ちつつ、自由に意見し合える雰囲気づくりを大事にする。私生活では結婚9年目で3人の子宝に恵まれた。小2の長男も小さな球児。「毎日泥んこになっていますよ」と、お兄さんからパパの顔になった。町田市在住。
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4月19日