第5回の太極拳フェスティバルを開催する厚木市太極拳協会理事長 小松 紀久男さん 妻田東在住 73歳
ファンソン&ファンソン
○…厚木市太極拳協会に加盟する6団体・170人が10月5日に荻野運動公園サブアリーナで「第5回太極拳フェスティバル」を開き、練習の成果を披露する。練習場所の確保が大変だと苦笑するが、週1回、2時間の練習は欠かさない。会員は30代から70代で構成され、女性が8割と多いのが特長だ。「ゆったりとした動きで、裏側の普段使わない筋肉を使うため疲れますが、これも鍛錬。正しい動き方をすると体液や血液の流れが良くなり体調も良くなります。練習後の疲れは心地良いですね」と落ち着いた口調で話す。「練習後の一杯が最高」と笑う。当日は先頭に立ち、「入門太極拳」「24式太極拳」など4つの種目に「表演」し、会員を引っ張る。
○…59歳の時に太極拳を始め、2009年に同協会を設立した。きっかけは「健康づくり」だった。曲に合わせて3分半から6分半、メンバーと一緒に「套路(とうろ)」と呼ばれる動きの型の息を合わせることが大変だという。世代によっていろいろな楽しみ方が見出せるところが魅力なのだとか。生涯スポーツとしては最適で近年は競技人口が増えている。会員と過ごすのは大切な時間になっているそう。
○…「会員に教える責任があるので…」と5年前に初段C級ライセンスを取得した。会員には「楽しく健康にやってもらうのが一番」と話すように、練習で気をつけていることはクールダウン。太極拳の世界では、身体を緩めてリラックスすることを「ファンソンする」という。日常生活の中でフファンソンできたら気持ちも落ち着きわだかまりもなくなると話す。取材の写真撮影が終わった後は「70%ファンソンできました」と顔をほころばせる。
○…東京都世田谷の生まれ。厚木に来て約25年。厚木市老人クラブ連合会の副会長を約3年前から務め、多忙な毎日だ。第一印象は恐いと言われることが多いそうだが、腰が低く、丁寧な人柄が印象的だった。
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
<PR>
4月19日