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高齢者サロン「ワンコインカフェふれあい広場」を主宰する 川上奎子(けいこ)さん 下川入在住 70歳

公開:2015年2月20日

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とにかく笑って生きる

 ○…毎月第1土曜日、市内山際の老人憩の家には、お年寄りの笑顔があつまる。「ワンコインカフェふれあい広場」。ボランティアによる催しを楽しみながらお茶を飲み、おしゃべりをするコミュニティサロンだ。

 〇…きっかけは、民生委員としてミニデイを担当していた時、もっと小さく、地域でできないかと考えていたことだった。「公民館などの催しに出て来られない、さみしいお年寄りをそのままにしちゃいけないって思ったんですよね」。その思いは、4年目を迎える今でも変わらない。

 〇…まずは民生委員のOBに声をかけ、運営が始まった。そのうちに、協力してくれるボランティアが集まり、今では約30人のスタッフ、民生委員、自治会の協力で行われている。始めは、来るのをためらっていたお年寄りも、根気よく誘い続けた結果、すっかり常連に。「私は本当に、周りの人に恵まれている。運がいいのよ」と感謝の気持ちも忘れない。「これからも、ずっと永久的に続いて欲しい。バトンを繋ぐみたいに」

 〇…人のためを考え続けてきた人生。母親が入っていた「地域ボランティア依知の会」に、自身も1990年に入会。そこで活動するうちに、民生委員をやってくれないかと推薦された。はじめは2期、6年で辞めるつもりだったが、気づけば12年。2013年に役目を終えた。

 〇…地元厚木で生まれ育ち、幼いころからそろばんを父に習った。8段の腕前で、高校卒業後は市役所の会計課などに勤めた。退職後はそろばん塾を開いて地域の子どもたちに教える一方、テレビでみた主婦をまねて、リサイクルショップをやっていたことも。「儲けなんかどうでもよくて、お店にきた人とおしゃべりが楽しくってね」と笑うそのモットーは「とにかく笑って生きる」。「怒っても、悲しくても、同じ一日。なら、笑っていなくちゃね」。母と娘一家、愛犬モコとの5人と1匹暮らし。

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