第13代厚木警察署管内交通安全協会会長に就任した 笹生 準一さん 下川入在住 65歳
互譲の精神 大切に
○…運転免許を取得したら一度は訪れる「交通安全協会」。季節ごとに行われる交通安全運動や、行楽期のハンドルキーパー運動など、交通安全への啓発活動を行ういわば「交通安全のプロ集団」である。全国組織の他、県単位、警察署単位で設置され、交通安全指導員協議会など多くの協力団体が存在する組織だ。
○…第13代会長に就任したいま、率直な気持ちは「プレッシャーが大きくて」。27年間つとめた前会長からのバトンタッチ。「まずは基本に戻って、色々な協力団体と一緒に着実にやっていきたい」と、はっきりとした口調で話す。
○…交通安全に携わるようになったのは、1997年。消防団を10年間経験した後、当時の自治会長からのオファーにより睦合北地区の交通安全指導員となった。その後は市の交通安全指導員協議会の副会長なども経験。09年に厚木警察署管内交通安全協会の副会長に就任し厚木・清川・愛川地区での交通安全活動を続けてきた。「この世界に携わって20年近く。ここまでやってこれたのも、よき先輩に巡り合えたおかげ」と、周囲への感謝も忘れない。
○…「やってみないとまだわからないけどね」と今後を問えばさらり。けれども、「高齢者の事故が多いので、注力しなければいけない。まずは皆さん初心に戻って、交通ルールを守っていただきたい」と話す内には、熱い想いも見える。
○…生まれも育ちも市内下川入。工業高校卒業後は、事務機器メーカーに就職。消防団など、20年以上にわたる地域での活動も仕事の傍らこなし「正直、大変だった時期もある」と苦笑い。モットーを聞けば「互譲の精神」と即答。「お互いが譲ることが大切。そうすれば事故は減っていくから」と語る。20代の頃にフォークバンドに熱中したこともあるとか。「ギターはやっぱりフォークだね」。緊張した面持ちから、笑顔がやっと垣間見えた。妻と息子と3人暮らし。
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4月19日