厚木・愛川・清川版 掲載号:2016年12月9日号 エリアトップへ

さがみ介護ロボット開発支援センター所長で介護・医療ロボットの開発を支える 山下 俊紀さん 医学博士 69歳

掲載号:2016年12月9日号

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やり始めたらとことん

 ○…生活支援ロボットの開発に力を入れるさがみロボット産業特区のなかで、介護・医療ロボットの開発拠点に位置付けられる県央地域。その拠点となる厚木で医師の立場からロボット開発に携わる。現在は市内船子にある介護老人保健施設さつきの里あつぎの施設長を務め、今年施設内に開設したさがみ介護ロボット開発支援センターで介護・医療ロボの開発を支える。

 ○…約30年、脳神経外科医として県立足柄上病院などで勤務。その後介護ロボットの実証フィールドでもある七沢リハビリテーション病院脳血管センターの病院長を勤めた。2010年には市内の中小企業経営者等で組織する「ロボット研究開発拠点都市推進プロジェクトチームアトム」の相談役に。手指機能の回復のリハビリで使用できる『パワーアシストハンド』の開発を支えた。全国初のロボットによる高齢者の生活支援プロジェクトが今年11月に発足し、そのメンバーとして発足式で講演も行った。

 ○…幼いころから石油コンビナートやロケット、新幹線に夢中だった。「いつか開発をしてみたい」と思い、大学は工学部を目指した。しかし、予行練習として受験した医学部に合格。志望の工学部は不合格で、医学の道へ。「生物の勉強は嫌いで物理と化学ばかり。医学部へ進学したものの何を勉強すればいいかわからなかった」と笑う。大学時代は中学から続けていたバレーボール部を自ら作り、選手として汗を流した。また友人に誘われて柔道部も兼部。「やり始めたらやめられなくなって、柔道は2段を取得」と茶目っ気たっぷり。

 ○…講演の講師も多数務める多忙な日々。しかし、「過酷なリハビリを続ける人を多く見てきた。安価で誰にでも手が届くロボットの開発のために休んでいる暇はない」と語る。何でもやり始めたらとことん突き詰める性格。ロボット開発もまだ始まったばかり。「周りの人に感謝の気持ちを忘れずに、続けていきたい」

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