厚木・愛川・清川版 掲載号:2018年3月30日号 エリアトップへ

神村学園高等部 厚木音楽校の校長を務める 尾崎 元気さん 旭町在住 27歳

掲載号:2018年3月30日号

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若者と奏でる情熱

 ○…音楽に打ち込みながら高校卒業資格を得られる厚木音楽校。いきものがかりやシャムシェイドなど有名バンドのメンバーをメジャーに押し上げた音楽講師陣のもと、週4日は教室であるライブハウス『サンダースネイク』で、週1日は都内の神村学園で学ぶ。初心者からプロ志望まで、音楽を学びたい若者を幅広く受け入れる。昨年10月から準備をし、いよいよ4月から授業がスタートする。

 ○…3人兄弟の末っ子。兄にもらったギターに触れたのは中学の時。高校で軽音楽部に入り、サンダースネイクに通うように。以来音楽漬けで、「このままではヤバい」と大学を1年休学し、自分を見つめなおそうと世界を旅した。それでも帰国してから自然とライブハウスに足が向く自分に「やはりここが居場所なんだ」と再確認。今も校長と兼任でサンダースネイクのスタッフとして、バンドのプロモーションやサポートにも熱を入れている。

 ○…「厚木にないなら、自分でやろう」と20歳以下限定バトルライブイベント『アンダージェネレーションヒーロー』を始めたのは2012年。学園祭に足を運び声掛けし、ライブ当日は司会から飲食販売まで1人でやりきった。「感情があらわで、情熱に溢れている」と、若いビートに魅了された。今ではそこに関わっていた若者が自主的にスタッフとなり、卒業ライブも企画するようになった。決勝大会のチケットは完売、300人を動員するほどに。その実績がきっかけで校長職を任された。

 ○…校長といえど、行事の段取りや学校運営の事務から営業まで仕事は多岐にわたるが、1日1回は生徒と触れ合う時間をとることをめざす。音楽や勉強だけでなく「人格形成される高校で、人間力を身に付けてほしい」。俗に言う校長からすれば若いが「自分だからこそ高校生を理解し、できることがあるはず」と熱く話す顔は、自信と希望に満ち溢れている。

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