厚木市保育会の会長を務める 藤田 理惠さん 岡田保育園理事長兼施設長 56歳
保育所と市のパイプ役に
○…厚木市の公立保育所4園と民間保育所32園の36園からなる厚木市保育会の会長に、今年4月に就任した。会では例年、年3回の定例会のほかに、4、5歳児を対象とした演劇鑑賞会を開催。会長としては、コロナ禍でも保育所と市とのパイプ役として、各園で生じた問題などを市へ伝え、解決へと導く。「今は保育所の数も増え、運営主体も異なりやっていることも違うので、まとめるのが大変」と尽力する。
○…相模原市で生まれ、小1で厚木へ。両親が共働きだったこともあり、よく近所の子どもたちと遊んだ。「いい環境で育った。周りにたくさん友だちがいたから寂しくなかった」と笑顔。高校生のときに、父親が岡田保育園を開所。高校を卒業すると、園で働きながら通信制の大学で学び、保育士の資格を取得した。
○…2006年に父親が他界し、施設長に就任。「0歳児クラスから預かった子が、成長して巣立っていく姿を見るのは感慨深い。大切なお子様を預かる責任を全うしなければいけない」ときっぱり。今年はコロナの影響で、活動や行事も縮小または中止にせざるを得ない。「職員ともよく話し合い、できることをどうやっていくのか考えていきたい」と前を向く。
○…18年に幼稚園教育要領や保育所保育指針などが改訂され、幼稚園・保育所・こども園での満3歳以上の幼児教育の共通性が明確にされた。「今は、どの施設も同等の教育を受けることができる。幼児教育とは、環境を通しての教育のこと。子どもの主体性を育てることが大切」と力説する。「人と関わることが好き」と柔らかい表情。子どもや保護者、保育士など多くの人と関わる今の仕事は、天職だ。
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4月19日