市青少年コンクールの審査をする松川サク工業振興基金委員会の委員長を務める 菅井 敬さん 厚木市飯山在住 64歳
発明、ものづくりに興味を
○…厚木市が主催して小学生から発明品を募集する青少年発明コンクール。昨年は新型コロナの影響でコンクール自体が中止。2年ぶりの開催となる。審査委員長として初めて関わるコンクールに「技術者やものづくりに興味を持つきっかけになれば。子どものシンプルなアイデアは将来的に役立つ可能性もある。数多くの作品が集まるのを期待したい」と呼び掛ける。
○…これまでにも審査には企業賞の選考で携わってきた。多くの発明品が並ぶなかで、自身の選考するポイントは「意外性」という。「大人だとコレは無理かなと思ってしまうが、子どもならそんな常識にとらわれることなく考えられることがある」と期待する。昨年はコンクールが中止となったが、過去の優秀作品を市内の技術者が試作品にするという新しい試みも行った。「素晴らしいコンクールだし、もっと盛り上げていければ」
○…出身は山形県鶴岡市。小学生の頃からテレビやステレオを、修理と称し分解して楽しむなど、ものづくりに興味があった。「理科系の雑誌の付録は好きだったね」と振り返る。理系の道を進み大学では化学を学んだ。就職を機に上京し、化学メーカーに就職。35歳で退職すると仲間と厚木で株式会社レヂテックスを起業した。現在は代表取締役として、水溶性接着剤などの開発・製造を行っている。
○…「これからも色々なものづくりに利用される商品を天然由来のもので作っていきたい」と夢を語る。それと同時に多くの子どもたちが技術系、ものづくりの道を目指す未来を描く。「日本から先進的で独創的な発明や、新鮮で斬新なアイデアが生まれるようになれば」。そんな想いを抱きつつ、子どもたちからの応募を心待ちにする。
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4月19日