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かながわビジネスオーディション2011で入賞した民家工房常栄(有)代表取締役 山本 常美さん 愛川町半原在住 60歳

公開:2011年2月11日

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「何事も行動あるのみ」

 ○…県内産業の活性化を図るために実施されている『かながわビジネスオーディション2011』の最終審査が今月3日、パシフィコ横浜で開かれ、厚木市近郊で唯一、民家工房常栄(有)が入賞した。

 ○…同社が展開する原点に立ち返った家造り、自然素材へのこだわりと住む人とともに育っていく若い世代を対象にした低価格での長期優良住宅ブランド『元(はじめ)の家』に対し、県内産業振興に貢献し、他社のモデルとなる事業を実践しているとしてKIP賞が贈られた。「初めての応募で入賞することは稀らしい。我ながらスゴイことだと思う」と手放しで喜ぶ。審査員の一人から「協力を惜しまない。このアイデアを機会があれば、ぜひ紹介したい」と声を掛けられ、大きな期待が寄せられていることを実感したと話す。

 ○…熊本県水俣市で生まれ育ち、小学生から新聞配達を続けていた。駅構内の売店の売り子さんに朝食代わりにパンをもらったり、機関士に作業を手伝わせてもらったりと配達時代の思い出は尽きない。将来は自分で新聞専売所を興すものだと思っていたが、22歳で故郷を離れ家造りの世界へ足を踏み入れる。

 ○…自社ブランドを立ち上げたのは約7年前。「俺は決めたら行動が早いから。何事も行動しなければ何も進まない」が口ぐせ、全国各地に足を運びオリジナルの家造りに奔走した。「半端なく動き回った」と当時を振り返るが、今も元の家に合わせ子育て世代向けにメッセージを込めた絵本『タヌキの恩返し』の出版や講演会、勉強会と忙しい。

 ○…養蜂に野菜づくり、蕎麦打ちほか思い立ったら行動に直結。「今、思っているのは里山などの原風景の写真を撮りながら旅してみたい」と顔がほころぶ。「家造りは飯の種」と言い切るが『元の家』には、住む人の健康や森林保護、次世代職人への伝統技術の継承など飯の種以上の想いが込められている。
 

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