愛甲商工会青年部の部長に就任した 馬場 将和さん 愛川町中津在住 40歳
アイデアと行動、町に貢献
○…「これまでは町の事業に参加するというスタイルが多かったが、これからは青年部主催の事業なども計画していきたい」と意欲を燃やす。「例えば、豊作祈願を兼ねた田んぼで行うビーチフラッグスとか。地域の人と楽しめる企画ができたらいいよね」。まだアイデアの段階だが、メンバーとともに愛川町を盛り上げていきたいという思いは強い。
○…青年経済人で組織する愛甲商工会青年部は現在16人。45歳までという決まりのなか、商工を通してまちの活性化と事業の展開を目的に集まった意欲ある青年たちだ。「会員増強はテーマのひとつ。募集を呼びかけるだけではなく、参加したいと思うような活動をしないといけない」と決意を新たにする。
○…小学生から大学生まで野球に打ち込んできた。高校は横浜高校。ひとつ上には現役を引退した松坂大輔がいて「レベルの高さを痛感した」と振り返る。大学卒業後、両親が運営する社会福祉法人に就職。「昔の話など知らなかったことを人生の先輩方からたくさん教えてもらった」と充実した表情を見せる。特養やデイサービスなどの現場のほか、相談業務、役場との調整役など様々な分野を経験してきた。
○…現在は町内の春日台にあるグループホーム「春日台センターセンター」の管理者を務める。ここには、地域の人も使えるスペースがある。「子どもたちや買い物途中の親子など、昔よく見た光景がある。様々な世代の人たちが交流できる拠点を大事にしたい」と思いを寄せる。趣味はキャンプ。１人もしくは友人と行くことも。「基本は何もせず、ボーとするのが好き」と笑う。「最近は行けてなくて」とさみしそうな表情を浮かべつつも瞳の奥には輝くものが見えた。
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