逗子・葉山版 掲載号:2016年2月12日号 エリアトップへ

逗子市が主催する起業塾の講師を務める非言語コミュニケーショントレーナー 新木 美代さん 葉山町一色在住 39歳

掲載号:2016年2月12日号

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自分らしさで”プチ起業”

 ○…本当は仕事を通じてやりたいことがある。でも育児中で働きに出ることは叶わない。なら、我慢するしかないのか――。そうした女性に提案するのが、会社を興すのではなく、家庭にいながらにして個人で始めることのできる”プチ起業”だ。夢の視覚化やボディーランゲージを取り入れた講座が人気で、現在市が主催する連続講座「私らしさを生かしてプチ起業」でも30代から60代まで幅広い年齢層の女性が参加している。

 ○…「女性は母親になると母としての責任や態度を自らに課すようになります。価値観も変わり、気付けば夢を語れなくなりがち」。それは自身の経験でもある。会社勤めを経てイメージコンサルタントとして活動していたが、出産を機に育児に専念。母親としての喜びを実感していた一方で、働けずにいる欲求不満が日に日に膨らんでいった。次第に思い詰めるようになり、「このままでは駄目だ。自分で自分を救うしかない」と一念発起。4年前、周囲の反対を押し切って教室を持たないカルチャースクールを運営する任意団体「Golpe(ゴルペ)」を立ち上げた。

 ○…父の海外赴任が多く、高校2年生になるまで日本や海外を転々とした影響からかもしれない。言葉よりも表情や身振りで他人のことを理解する力が自然と身についた。「言葉以外の角度から分析すると、その人の真の欲求が読み取れる」といい、その後の研究と性格分析の勉強が現在の活動の下支えに。当初は営業先で相手にされないことも度々だったが、現在は大学生に向けたキャリア設計講座や再就職支援もするようにもなった。

 ○…女性が自分らしく生きること。それはひいては地域コミュニティを豊かにすることだとも考えている。「自己肯定感を高めることが最終的には他者への尊敬に繋がる。虐待やいじめ回避にもなると思うんです」。幸せな将来像をそっと手助けする伴走者として、これからも走り続けるつもりだ。

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