神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
逗子・葉山版 公開:2020年2月21日 エリアトップへ

プロダクトブランド「kaasuns」を立ち上げた 阿久津 芳枝さん 逗子市在住 39歳

公開:2020年2月21日

  • LINE
  • hatena

人を笑顔にするデザインを

 ○…1歳と3歳の息子を育てるかたわら、エコフレンドリーなプロダクトブランド「kaasuns」を立ち上げた。第一弾として三浦半島の地図が描かれた子ども用カバン「MAP SAC」の販売を開始。「これを背負って色んな所へ行き、親子の思い出が詰まった特別なカバンになれば」と語る。

 ○…都内の美術大学で学び、卒業後はフリーのデザイナーとして活動した。スニーカーをデザインするのが夢だったが、巡ってきた千載一遇のチャンスで挫折を経験。「ポートフォリオを手に会場へ行ったら面接官が全員海外の方。英語ができずに、あえなく夢は破れました」。しかし、この悔しさをバネに一念発起し、カナダへ留学した。「イラストやチラシのデザインをするから、学費を半額に」と学校に持ち掛けて実現させるなど、異国の地で行動力を発揮。日本語教師も経験するなど、かけがえのない時間を過ごした。

 ○…帰国後は都内で友人とオフィスをシェアしながら忙しく働く日々。そんな時に妊娠がわかり、子育てに専念した。「宮城の自然の中で育ったので、東京で子育てすることは想像できなかった」。夫と移住先を探している時、何度も訪れていた逗子が浮かんだ。「自分たちらしい生き方ができると思いました」

 ○…子育てを通して痛感する次世代への責任や環境保護の大切さ。今あるものには限りがあり、それを子どもたちが担っていくからこそ、「本当に良いモノ」を作りたいと創作意欲が高まった。目の前の人を笑顔に、そして地球環境にやさしく。壮大ともいえるテーマを素材や製造方法、デザインで表現したバッグは様々な可能性を秘めている。「商品を通じて、地域も元気にできたら」と笑顔で語った。

本まぐろ直売所

4/26~5/6は休まず営業、毎月第2・4土日は特売日!

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

<PR>

逗子・葉山版の人物風土記最新6

小田 乃梨さん

今回から葉山芸術祭の実行委員を務める

小田 乃梨さん

葉山町一色在住 41歳

4月26日

志原 光徳さん

第54代逗子警察署長に就任した

志原 光徳さん

逗子市池子在住 58歳

4月12日

柳川 謙司さん

第75代葉山警察署長に3月19日付で就任した

柳川 謙司さん

横浜市在住 59歳

3月29日

大竹 則彦さん

葉山町制100周年PR大使に就任した「ミューシー」を生み出した

大竹 則彦さん

葉山町下山口在住 67歳

3月15日

後藤 慶幸さん

2月25日に開催された「Jazz in 鎌倉」の実行委員長を務めた

後藤 慶幸さん

逗子市在住 64歳

3月1日

平尾 香さん

リビエラ逗子マリーナ内レストランで自身の企画展が開かれている

平尾 香さん

逗子市新宿在住 51歳

2月16日

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

逗子・葉山版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

逗子・葉山版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook