今月創立50周年を迎えた小田原市手をつなぐ育成会の会長を務める 齋藤 惠美子さん 市内栢山在住 64歳
地域を支える母の愛
○…『小田原市手をつなぐ育成会』13代目の会長として、イベントでは準備から運営までこなし、会長として各地の意見を吸い上げる。障がい児や障がい者、その家族のために奔走する毎日だ。会は今年で50周年を迎え、今月8日には記念式典を行った。節目を迎え若い人に会長の座を譲ることも考えたが、課題も残るため続投を決めた。最盛期には270人ほどいた会員も現在は69人。「PR活動をもっとしていかなくては。障がい者がもっと暮らしやすい地域社会にしていきたい。また次の若い世代の育成もしていかなくては」と熱意を語る。
○…自身も自閉症の息子を持つ。3歳健診の時に「言語が少々遅れているかもしれない」と診断された。しかし落ち込んでいる暇は無かった。「めそめそしていても何も変わらない。腹をくくらないと」と奮起。わが子に少しでもいい教育を受けさせたい、と病院をまわり、子どもの教育のスペシャリストが集まるという秦野の施設に入所させることができた。施設は24時間体制のため、当時は、我が子を手放すような後ろめたさも感じたそうだ。しかし将来を思えばしっかりと教育を受けさせた方がいいと自分に言い聞かせたそうだ。
○…「今年こそはパソコンを触れるようにしたいんですけど…」と話すが、多忙で毎日パソコンと向き合う時間はないらしい。機械と向き合うよりも、愛情を込めて人と向き合うほうが性に合っているのだろう。趣味は手芸。子どもが通う施設のバザーに出す小物を、少しずつだが一針一針愛情を込めて縫っていく。すべてが子どもを中心に回っている。「今から心配しても仕方がないが、親亡き後に子どもがどう生活していくかが心配。いつまでたっても子どもは子ども。いくつになっても可愛い。皆から可愛がられるような人になってほしい」と話す表情からは、子を思う溢れんばかりの母の愛情が伝わってきた。
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